防水筐体は、防水性能を実現するため筐体の多くの箇所に溶接が必要です。高精度かつ安定した品質の溶接を実現するため、ポルックステクノではロボット溶接機(ファイバーレーザ溶接システム)を導入しています(※)。
ロボット溶接機は、人が行う場合と比べて溶接スピードが速いので、本体にかかる熱を低減します。その結果、溶接歪みを防ぎ、防水性能に優れた筐体を製造することができます。また、ロボット溶接機は試作だけでなく量産にも対応しています。人手不足・高度な溶接技術を持つ職人の不足などの課題に対策し、高品質な製品を安定的に提供できる体制を整えています。
※2025 年3月より導入
FLW3000LEにて加工可能な板厚(溶け込み能力)は以下となります。
軟銅…6㎜
ステンレス…6㎜
アルミ…4㎜
加工サイズ…2000x900㎜程 (製品形状により変動有)
小型ヘッドで狭い箇所の溶接も可能。省電力で環境負荷にも配慮した設備です。
メーカー | AMADA(株式会社アマダ) |
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機種名 | FLW-3000Le |
型式名 | FLW3000LE |
発振器 | FL-3000 |
チラー | GP25(安川電機製) |
ロボット | RKE2200B1-V2CH-AMD-A(オリオン機械製) |
ロボットコントローラー | YRC1000(安川電機製) |
NC装置 | AMNC 4ie |
加工ヘッド | アマダ製 |
パーテーション | フルカバーパーテーション |
集塵機 | PXN-ⅣXA(新東工業製) |